バンパーの修理 フィット 袋井
ホンダ フィットハイブリッド(GP5):フロントバンパーの損傷(ガリキズ)
カラーナンバー:B593M
フィットのフロントバンパーの板金修理の依頼が入庫しました。
バンパーの左側は運転席から一番遠くて車幅が解りずらい為なのか、
よく擦る箇所の一つですね。
フィットのオーナー様には、新品バンパーに交換した場合の金額と、
バンパーを修理した場合の金額を提示し検討して頂きました。
修理する作業内容、作業手順を説明させて頂き、今回は修理する事になりました。
まずは車体にバンパーが付いた状態で板金作業を始めます。
ダブルアクションサンダーで傷を研磨し、ペーパーで細かい所を研いでいきます。
一番掘れてしまっている所は、そのままでは強度が心配なので特殊な加工で処理をします。
きれいに研磨できましたら、フェザーエッジを作り脱脂作業後にパテを盛ります。
パテは2液性ですので主剤と硬化剤をよく混ぜて均一にしバンパーによく密着するように塗っていきます。
このパテを混ぜるのにも『上手い、下手』が当然ありまして、納車時には問題なくても
数カ月してからトラブルが発生する事もありますので注意して作業しなくてはなりません。
バンパーのパテ作業と並行して『調色作業』をしていきます。
まずはカラーコードを確認します。
各メーカーでプレートの場所は違うのですが、フィットは左側のセンターピラーにあります。
同じホンダ車でも、ボンネットを開けてエンジンルームの一番前あたりにある車種もありますのでご注意ください。
パテ研ぎが終了し平らになったのでバンパーを外し、下地処理のサフェーサーを塗っていきます。
サフェーサー以外のところの艶がありませんが、これは『足付け作業』といって
塗料と密着させるために細かなキズをつけます。
字面は同じ『キズ』ですがこちらは無くてはならないキズになります。
この作業をしないと・・・・
塗った後にすぐに塗料が剥がれてしまいます。ペリペリ~ パリパリ~
塗装作業が終了しました。
バンパーグリル等のカバー類を取付け、バンパーを車体に取り付けます。
色合わせも慎重にしたためフェンダーとの色の違いもなくお客様にも満足して頂けました。
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